最近NFT(non-fungible token)なるものが流行っているようで、ほうぼうでNFTの話題を見ることが増えてきた。自分が最初にNFTの存在を知ったのはTwitterの最初のツイートを売った件だったと記憶している。その後VRアート、ヴァーチャルシューズ、など度々メディアになるたびに、「面白いけどようわからん」と思ってたところ、偉大なるからあげ先生もすでに通られた道ということも知り、自分もやらなきゃという使命感にかられたので、いっちょやってみることにしました。ただ、いかんせん、ブロックチェーンも仮想通貨もなにもかも初めてだったので手探り状態で一個一個調べながらとなりました。私と同じような初心者の方に、何かしら参考になれば幸いです
※なお以下の記載は記事作成時(2021/09/23)の情報かつ、私の主観が入ったものであり、忘れる前に自分の体験記を残しておこうかと思って書いてます。もっと一般的な「NFTの始め方」のようなブログは一杯あるので、もし興味がある人がいればそっちをググってもらったほうがいいです。また以下に、「やったこと」をつらつらと書いてますが、「本当に必要だったもの」は最後に別途書いてます。(なので書いてある通りにはやらないでね!)
①公開するサイト
まずはNFTを売りに出す場、を見繕ったところ、メジャーかつ大きそうなサイトがOpenSeaというものがあるようなので、えいやでここに決定。 そこで出品するためには
・MetaMask:仮想通貨のウォレットと理解。Chrome上の財布に仮想通貨を入れておくイメージ?
・出品時に発生するガス代:つまり出品時にある程度の仮想通貨(イーサリウム)が必要※ただしこれは半分間違いだった
②取引所(ただし出品には必要ないことが後で判明)
①でガス代が必要だと分かったため、イーサリウムを事前に購入し、MetaMaskに入れておく必要があると判断。そのために取引所について調べたところCoincheckとDMMビットコインがメジャーどころのよう。事前に調べたところ、違いはあるんだろうけど、よくわからなかったので、えいやでDMMビットコインをで口座を開設。(夜のうちに申請しておいて、朝には承認されていたはず)。
なおガス代は6ドル程度とどこかの記事で記載されていたので、新規口座開設で2000円プレゼントで十分賄えるかと思ってたが、確認したところ、入ってない。。。。どうやらある程度時間がたってからプレゼントされるシステムと想像。仕方ないのでちょっと入金することにした。
DMMビットコインに無料で入金するためにはクイックチャージ(インターネット銀行で振り込む)があったため対応するインターネット銀行の口座が必要だった。どれも持ってなかったので、対応してる銀行口座を作成。
この取引所~ネットバンク口座開設のために数日必要だった(後述するように必要なかったのに!)
③出品するアート
NFTをやっては見たいものの、何を出品するのかイメージがわかなかったのですが、夏休みの自由研究の記事を読んで、目からうろこが落ちました。自分の娘氏(6歳)は絵をかくのが好き、かつ、自分には描けないようなものを描くので、娘氏にアートを外注。出来は満足(親バカ)なのでこれを出品することに。
※子供に絵を描いてもらってNFTアートにするのは既にレッドオーシャンだろうな、とは想像するものの、娘氏がこれを機にデジタルアートないしテクノロジーに興味を持ってくれればそれだけで十分。
④いざ出品(出来ず)
準備は出来たので、着々と出品準備を進める
・OpenSeaでアカウント作成
・MetaMaskをChromeに準備してOpenSeaと接続
・Collectionとして娘氏の作品を展示する枠を作成 (https://opensea.io/collection/koyui-daughter) URLまで指定出来るのはちょっと面白い
・作品をCollection内にアップデート&説明を加えていざSELLボタンを押すとガス代が表示されると、、$84.91、、だと、、! いやいや、お勉強にしては高すぎでしょーー(困惑)
ということで出品プロセスを見直し
⑤出品の仮想通貨をETH→Polygonに変更
よく見てみると、仮想通貨を選ぶところで、Polygonというのを選ぶとガス代無しで出品できることが判明。MetaMaskで以下の通りに設定するとPolygonが選べるようになった。ネットワークー>カスタムRPCから以下を選択。
- ネットワーク名:Matic Mainnet
- RPC URL:https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
- チェーンID:137
- 通貨シンボル:MATIC
- ブロックエクスプローラのURL:https://explorer.matic.network/
そうすると、Matic Mainnetというネットワークが選べるようになる。この状態で通貨をPolygonに変更してを出品しなおす(一度イーサリウムで出品したものに変更は出来なかったので、一回消してやりなおしが必要)と無事出来ました。以下がアートの販売リンクです。
まとめ
今回の初めてOpenSeaでPolygonでNFT出品するにあたり分かったことは以下の通りです。
NFTで出品するために必要なもの
・OpenSeaのアカウント
・アート
・MetaMask
NFTで出品するためには必要なかったもの(待たなくてよかった。。。。)
・取扱所のアカウント
・ネットバンクの口座
NFTを売りに出すだけ、ではまだ分からないこと
・NFTの買い方。特に今回あんまり取引のないPolygonで出品したので、買う側は大変かも
・もしNFTが購入された場合の、仮想通貨の日本円化(もし誰かご購入頂ければ、記事にします。)<\p>
雑感
・もう少し真面目にブロックチェーンの原理を理解するひつようがあるなと。そもそもがよくわかってないので。。。
・要はこれってデジタルのメルカリなので、メルカリも仮想通貨で支払いできれば楽になりそうなのに、と思ったらすでにメルコインなるものが動いてるそうなので期待。